レジャーで投げる方の場合、90点前後が平均です。年代別の詳しい目安は平均スコアの記事にまとめています。100点を超えると「脱初心者」と言われる水準です。

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「ボウリング場で一番軽いボールを選んでいるけれど、これで合っているのかな」
「指を入れると穴がブカブカで、投げるたびに落としそうになる」
「ネイルをしているから、そもそも投げられるのか不安」
女性がボウリングをするとき、男性とは違う悩みが出てきます。ところが多くの解説記事は、体重60〜70kgの男性を前提に書かれています。
この記事では、女性がボールを選ぶときの基準を、重さ・指穴・ネイルの3つの観点からまとめます。ハウスボール(ボウリング場の貸し出し用)の選び方から、マイボールを作るときの目安まで解説します。
結論:女性のボールは何ポンドが目安か
まず答えから書きます。基本は「体重の10分の1(ポンド)」です。
| 体重 | ハウスボールの目安 | マイボールの目安 |
|---|---|---|
| 40kg前後 | 8〜9ポンド | 9〜10ポンド |
| 45kg前後 | 9〜10ポンド | 10〜11ポンド |
| 50kg前後 | 10〜11ポンド | 11〜12ポンド |
| 55kg前後 | 11〜12ポンド | 12〜13ポンド |
| 60kg前後 | 12ポンド | 12〜13ポンド |
1ポンドは約450グラムです。10ポンドで約4.5kg、12ポンドで約5.4kgになります。
なおマイボールの目安がハウスボールより重いのは、書き間違いではありません。理由は後半で説明します。
迷ったら「軽いほう」を選んでください
重すぎるボールは、フォームを崩し、後半でバテて、指や手首を痛めます。女性の場合、重さで得をすることはほとんどありません。
「重いほうがピンが倒れる」と言われることがありますが、それは正しいフォームで振れる範囲での話です。振り回されている時点で、その重さは合っていません。
ハウスボールが女性に合わない3つの理由
ボウリング場のボールを選ぶとき、しっくりこないと感じる原因はほぼこの3つです。
理由1:指穴が大きすぎる
ハウスボールの指穴は、成人男性の平均的な指の太さに合わせて開けられています。
女性の指はそれより細いことが多いため、穴に対して指が余ります。すると落とさないように無意識で握り込むことになり、リリース(ボールを離す瞬間)が遅れて、コントロールが安定しません。
「指が痛い」「投げると腕が疲れる」の原因は、重さではなく穴のことが多いです。
理由2:指穴の間隔(スパン)が広い
親指と中指・薬指の穴の距離を「スパン」と呼びます。これも男性の手のサイズが基準です。
手が小さい方の場合、指を目一杯広げないと届きません。その状態で投げると、手首に無理な角度がかかります。
理由3:軽いボールほど数が少ない
8〜10ポンドのボールは、そもそもラックに置いてある数が限られます。空いていなければ、重いボールで妥協するしかありません。
ネイルをしていても投げられる?
女性から最も多い質問です。結論から言うと投げられますが、注意点があります。
親指の爪は短めが安全
ボウリングは親指を第2関節まで穴に入れ、そこから抜く動作を繰り返します。長い爪や付け爪は、この抜き差しで割れたり浮いたりすることがあります。
特に親指だけは短めにしておくと安心です。中指と薬指は第2関節までしか入れないので、親指ほど影響はありません。
爪を切りたくない場合の選択肢
どうしても爪を残したい場合は、「サムレス投法」という選択肢があります。親指を穴に入れず、中指と薬指だけで投げる方法です。
ただしサムレスは、ボールを手のひらで支えることになるため、重いボールは扱えません。普段より1〜2ポンド軽いものを選んでください。
なお、ハウスボールでサムレスを試すと落としやすく危険です。サムレスで続けるなら、マイボールを作ることをおすすめします。
重さも投げ方も、今のレベルによって最適解が変わります。
かんたんな質問に答えるだけで、今のあなたに必要な道具がその場で分かります。登録もお金もかかりません。
軽いボールでもストライクは出ます
「軽いとピンが倒れないのでは」と心配する方が多いのですが、これは半分だけ正しいです。
たしかに同じ当たり方をすれば、重いボールのほうがピンは弾けます。ですが実際のスコアを決めるのは、重さより「どこに、どう当たったか」です。
ポケットに入れば10ポンドでも倒れる
1番ピンと3番ピン(左投げなら1番と2番)の間、いわゆるポケットに正確に入れば、10ポンドのボールでもストライクは出ます。
逆に、13ポンドのボールをど真ん中に当てると、左右にピンが残る「スプリット」になります。重さは、正確さの代わりにはなりません。
回転で補える
軽さの不利は、ボールを曲げること(回転をかけること)で補えます。曲がりながら入るボールは、まっすぐ入るボールよりピンを巻き込む角度が良くなるためです。
そしてこの「曲げる」は、ハウスボールでは物理的にできません。誰が投げても曲がらないよう作られているからです。
マイボールなら「+1ポンド」持てる理由
冒頭の表で、マイボールの目安をハウスボールより1ポンド重く書きました。不思議に思われたかもしれません。
理由は「握らなくてよくなるから」です。
ハウスボールは穴が合っていないため、落とさないように常に握力を使っています。この状態では、実際の重さ以上に重く感じます。
自分の手の実寸で開けたマイボールは、指を入れただけで自然に引っかかり、握らなくても落ちません。力を抜いたまま振れるので、体感の重さが軽くなります。
つまり女性ほどマイボールの恩恵が大きいということです。合わない穴の影響を、男性より強く受けているからです。
デザインで選んでも構いません
マイボールはカラーバリエーションが豊富です。性能の話ばかりされがちですが、気に入った見た目のボールを持つことは、続ける理由になります。
入門用のボールでも、ピンクやパープル、ホワイトなど選択肢があります。
費用はどれくらいか
マイボール一式の費用は、ボール本体とドリル代(穴あけ)の合計です。
- 入門クラスのボール:15,000〜25,000円
- ドリル代:3,000〜6,000円
- 合計:2万円台から
ボウリング場のキャンペーンを使えば、これより安く作れることもあります。詳しい内訳と、どこで作るのが安いかは別記事にまとめました。
先にシューズを買うという選択肢
「いきなり2万円は迷う」という場合は、シューズを先に買うのがおすすめです。3,000円台から買えて、レンタル代(1回300〜400円)を考えると10回で元が取れます。
足元が安定するとフォームが安定し、結果としてボールのコントロールも良くなります。
ボウリング場でできる確認手順(3ステップ)
次にボウリング場へ行ったとき、この順番で確かめてください。所要時間は1分です。
ステップ1:親指を入れて、手を放す
ボールを持たずに、親指だけを穴に入れて手のひらを下に向けます。ボールがぶら下がったまま落ちなければ、太さは合っています。
すぐ抜けてしまうなら大きすぎ、抜くのに引っかかるなら小さすぎです。
ステップ2:中指と薬指を第2関節まで入れる
親指を根元まで入れた状態で、中指と薬指を穴に入れます。指を無理に伸ばさないと届かない場合、その穴は手に合っていません。
自然に曲げた状態で第2関節が入るものを探してください。
ステップ3:胸の前で10秒持つ
そのまま両手で胸の前に持ち上げ、10秒キープします。腕が震えたり、肩が上がったりするなら重すぎです。
10秒は、1ゲーム投げ切るための最低ラインだと考えてください。実際には1ゲームで10回以上持ち上げることになります。
手首が痛くなる人へ
女性から次に多いのが「投げていると手首が痛い」という相談です。
原因はボールの重さに手首が耐えられず、リリースの瞬間に手首が折れてしまうことです。手首が折れると、ボールに回転が伝わらないだけでなく、関節に負担が集中します。
これは筋力の問題なので、フォームを意識するだけでは直りません。リスタイ(手首を固定するサポーター)を使うのが最も早い解決策です。2,000円前後で買えて、着けた日から効果が出ます。
軽いボールを使っている人ほど「自分には必要ない」と思いがちですが、手首の負担は重さだけでなく、握り込む力からも生まれます。穴が合っていないハウスボールを使っているなら、なおさら効きます。
まとめ
- ハウスボールの目安は体重の10分の1(ポンド)。迷ったら軽いほうを選ぶ
- 合わないと感じる原因は、重さより指穴の大きさとスパンであることが多い
- 親指の爪は短めに。残したいならサムレス投法という選択肢がある
- 軽いボールでも、ポケットに入ればストライクは出る
- マイボールは握らなくてよくなるため、ハウスボールより1ポンド重くても扱える
- 費用は2万円台から。迷うならシューズを先に買うのも手
「自分に合わないボールで無理をしている」状態から抜け出すだけで、スコアは変わります。まずは次にボウリング場へ行ったとき、重さではなく指穴を基準にボールを選んでみてください。
よくある質問(FAQ)
作れます。むしろ手が小さい方ほどマイボールの効果が大きいです。ハウスボールは平均的な男性の手を基準にしているため、スパン(指穴の間隔)が合っていないことがほとんどだからです。プロショップで採寸すれば、自分の手に合わせて開けてもらえます。
親指の爪を短めにしていれば、多くの場合は問題ありません。ジェルネイルの厚みが気になる場合は、プロショップで相談すると親指の穴を少し大きめに調整してもらえます。マイボールならこうした個別対応ができます。
体格や筋力によりますが、マイボールであれば12〜13ポンドを使う女性も珍しくありません。プロの女性選手は14ポンド前後を使うこともあります。指穴が合っていれば、体感の重さは数字ほど大きくありません。
小学生なら6〜8ポンドが目安です。多くのボウリング場では、子ども向けの軽いボールとガーターを防ぐバンパー、滑り台のような補助具を用意しています。予約時に確認してみてください。
重さより素材の影響が大きいです。ハウスボールは重くても曲がりません。一方、リアクティブ素材のマイボールなら10ポンドでもしっかり曲がります。曲げたいなら、重さではなく素材で選んでください。



