A. いいえ、ハウスボールで十分です。
スペアは真っ直ぐ投げるのが基本なので、曲がるマイボールはむしろ不要。立ち位置と狙いさえ合っていれば、ハウスボールで確実に取れます。

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「ストライクは時々出るのに、スコアが伸びない」
「1本だけ残ったピンを、いつも外してしまう」
「右端のピンがどうしても取れない」
その悩み、実はスコアアップの一番の近道を見逃しているサインです。
断言します。ボウリングのスコアを縮める最大のポイントは、ストライクではなく「スペア」です。全フレームでスペアを取り続けるだけで、スコアは190点に届きます。逆に、スペアを取りこぼす(オープンフレーム)と、そのフレームはボーナスゼロ。ここが上手い人と初心者の一番の差なのです。
この記事では、残ったピン別の狙い方から、プロも使う立ち位置調整法「3-6-9システム」まで、スペア攻略のすべてを図解でわかりやすく解説します。
スペアを狙うには、残ったピンがどこにあるかを正確に把握する必要があります。ピンには1〜10番の番号が振られています。
| 列 | ピン番号 | 位置 |
|---|---|---|
| 1列目(先頭) | 1番 | ど真ん中・手前(ヘッドピン) |
| 2列目 | 2番・3番 | 2番が左、3番が右 |
| 3列目 | 4番・5番・6番 | 4番が左端、5番が中央、6番が右端 |
| 4列目(最奥) | 7番・8番・9番・10番 | 7番が左端、10番が右端 |
特に覚えておきたいのは、「7番=左奥の端」「10番=右奥の端」。この2つは初心者が最も苦戦する、スペアの鬼門です。
スペアの取り方には、たった1つの黄金ルールがあります。それは──
「残ったピンと反対側に立ち、レーンを対角線に横切るように投げる」
なぜ対角線なのか? まっすぐ投げると、ボールがレーンの端に届く前にガターに落ちやすいからです。対角線に投げることで、ボールがレーンを広く使い、端のピンまで安全に届きます。
「逆方向に立って、斜めに通す」。まずこの感覚を体に染み込ませましょう。そして、この移動量を数字で正確にコントロールする方法が、次に紹介する「3-6-9システム」です。
ボウリングのレーンは、39枚の細長い板が並んでできています。この板の1枚1枚を「板目(いため)」と呼び、上級者は立ち位置や狙いを「板目何枚分」という単位で管理しています。
目印になるのは、足元とレーン上にある2つのマークです。
「なんとなく右寄り」ではなく「いつもより板3枚分右」と数えられるようになると、スペアの成功率は劇的に変わります。
3-6-9システムとは、ストライクを狙うときの立ち位置を基準に、残ったピンに応じて立ち位置を板3枚単位でずらすスペア攻略法です。狙うスパットは1投目と同じまま。変えるのは立ち位置だけ。
右投げの場合の基本形がこちらです。
| 残ったピン | 立ち位置の移動(基準比) | 狙うスパット |
|---|---|---|
| 2番(左手前) | 右へ 3枚 | 1投目と同じ |
| 4番(左中) | 右へ 6枚 | |
| 7番(左奥の端) | 右へ 9枚 | |
| 3番(右手前) | 左へ 3枚 | |
| 6番(右中) | 左へ 6枚 | |
| 10番(右奥の端) | 左へ 9枚 |
覚え方はシンプル。「ピンが1列奥・1つ外側になるごとに、3枚ずつ多く逆側へ」。これだけで、どのピンが残っても立ち位置が数字で決まります。
※ボールの曲がり方(球質)やレーンのオイル状態によって最適値は少し変わります。3-6-9はあくまで「基本形」。投げてみて足りなければ1〜2枚追加、曲がりすぎるなら減らす、と自分用に微調整してください。この「基準を持って微調整する」感覚こそが上級者への入り口です。
右投げの人が最も苦手とするのが、この10番ピン。右端にポツンと残るアレです。
攻略法:立ち位置を思い切り左に移動(3-6-9システムなら基準から左へ9枚)してください。そして、右奥に向かって対角線に真っ直ぐ投げます。曲げる必要はありません。むしろカーブは禁物。ストレートでズバッと通しましょう。
「こんなに左に立って届くの?」と不安になるくらい左でちょうど良いです。最初は勇気がいりますが、対角線の角度が10番ピンにピタリと合います。
左端に残る7番ピンは、10番の逆。立ち位置を右へ移動(基準から右へ9枚)し、左奥に向かって対角線に投げます。右投げの人にとっては、10番より取りやすいスペアです。
左側に縦に残るこのパターンも、右寄りに立って対角線が基本。手前のピン(2番)に当てれば、奥のピンも連鎖で倒れます。手前のピンをしっかり狙うのがコツです。
「7番と10番」のように、左右に大きく離れて残るのがスプリット。これはプロでも取るのが難しい配置です。
初心者は、スプリットを無理に両方狙わないこと。確実に片方(できれば手前のピン)だけ倒すほうが、スコアの安定につながります。1本でも倒せば加点はされますし、ガターで両方逃すよりずっとマシです。
2本以上のピンが固まって残ったとき、どこを狙えばいいのか。答えは「キーピン」=一番手前のピンです。
ボウリングのピンは、手前のピンに当たれば奥のピンへ連鎖的に倒れていきます。だから狙うべきは常に手前。代表的な残り方で確認しましょう。
| 残ったピン | キーピン | 狙い方のコツ |
|---|---|---|
| 2番・4番・5番 | 2番 | 2番の「やや右」に当てれば3本まとめて倒れる |
| 1番・2番・4番 | 1番 | 1番と2番の間を通すイメージで |
| 3番・6番・10番 | 3番 | 3番の「やや右」へ。10番まで連鎖で倒せる |
| 2番・8番(縦並び) | 2番 | 2番の真芯に当てないと8番が残る。正面から厚めに |
「一番手前のピンの、どちら側に当てるか」まで意識できれば、複数ピンのスペアは怖くありません。
一番多いミスです。立つ場所は同じままで、腕の向きだけで右のピンを狙おうとすると、フォームが崩れてコントロールできません。狙いは「立ち位置」で調整するのが鉄則です。
18メートル先の小さなピンを見ても、狙いは定まりません。プロは手前のスパット(三角の目印)を見ています。対角線の延長線上にあるスパットを目標に投げましょう。
1本狙いのスペアで曲げる必要はありません。曲がる分だけ誤差が増えます。スペアはストレートで真っ直ぐが基本です。上級者が「スペア用の曲がらないボール」をわざわざ持ち替えるのは、このためです。
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ピンの残り方は選べませんが、練習なら話は別。1投目からずっと10番ピンの位置だけを狙うゲームを作りましょう。右投げ最大の鬼門を集中練習すれば、本番で10番が残っても「いつもの位置」に立つだけになります。
頭で知っているのと、体が覚えているのは別物です。練習では毎回、ドットを基準に板目を数えて立つ癖をつけましょう。数ゲームで「3枚移動の感覚」が足に染みつきます。
自分がどのピンを取りこぼしているか、記録してみてください。多くの人は特定の1〜2パターン(右投げなら10番、5番の1本残しなど)に偏っています。弱点がわかれば、練習1のように狙い撃ちで潰せます。
スペアを本気で安定させたいなら、スペア専用のボールを1個持つのが最短です。
上級者が10番ピンを外さないのは、腕だけの話ではありません。曲がらないポリエステル製のスペアボールを使い、まっすぐ投げているからです。曲がるボールで端のピンを狙うのは、そもそも難易度が違います。1万円前後から用意でき、ほとんど劣化しないため長く使えます。
スペアは、狙った立ち位置から狙ったスパットへ、正確に投げる精度が命。ところが、レンタルシューズは左右兼用でグリップが中途半端なため、踏み込みの瞬間に足がブレて、狙いが狂います。
マイシューズなら利き足だけが適度に滑り、毎回同じ位置で踏み込めるので、スペアの再現性が格段に上がります。3,000円台から買えるので、スペアで悩んでいるならコスパの良い投資です。
👉 【脱レンタル】ボウリングシューズおすすめ5選!3,000円台で買える安い靴はこれ
スペア以外のコツ(狙う場所・助走・視線の使い方)は、こちらにまとめています。
ボウリングのスペアの取り方を整理します。
ストライクは運の要素もありますが、スペアは技術で確実に伸ばせる部分です。今日の「対角線+3-6-9」を意識するだけで、次のゲームからスコアが変わるはずです。
👉 スペアを固めたら次は200点!壁を超える5つの技術はこちら
A. いいえ、ハウスボールで十分です。
スペアは真っ直ぐ投げるのが基本なので、曲がるマイボールはむしろ不要。立ち位置と狙いさえ合っていれば、ハウスボールで確実に取れます。
A. スペア専用の「曲がらないボール」です。
マイボウラーは1投目に曲がるリアクティブボール、スペアには曲がらないポリエステルボールと使い分けることが多いです。曲がり幅を計算しなくて済むので、端のピンの成功率が上がります。アベレージ170を超えたあたりで検討する価値があります。
A. 使えます。むしろフックボール向けの理論です。
ただし曲がり幅は人それぞれなので、表の数値を基準に1〜2枚の微調整を。ストレート派の人は、10番・7番だけ「端に立って対角線」の大きな移動で対応するのがシンプルです。
A. 基本理論は同じ、移動方向と鬼門のピンが左右逆になります。
左投げの人は3-6-9の表の「右へ/左へ」を逆に読んでください。鬼門は10番ではなく7番ピンになります。
A. 片方を確実に狙いましょう。
7-10のような大きなスプリットは、プロでも成功率が低い配置。初心者は1本を確実に倒して加点を稼ぐのが賢明です。
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