A. 0点のままです。
1投も倒せなければ、そのフレームは加点なし。ただしガターを減らすだけでスコアは確実に上がります。まずは「溝に落とさない」ことを目標にしましょう。

「ストライクを出したのに、なんで10点じゃなくて20点以上入ってるの?」
「スペアの点数の付け方がよくわからない」
「今は機械が勝手に計算してくれるけど、仕組みを知りたい」
ボウリングのスコア計算は、一見すると複雑に見えます。でも、ルールはたった2つだけ。それさえ覚えれば、誰でもスラスラ計算できるようになります。
結論を先に言うと──
この記事では、この2つのルールを1ゲーム通しの具体例で図解します。読み終わる頃には、自分でスコアシートを計算できるようになり、「なぜ200点が難しいのか」まで理解できるはずです。
まず大前提として、ボウリングの1ゲームは「10フレーム」で構成されています。1つのフレームにつき、原則2回までボールを投げられます。
ここまでは簡単ですね。問題は、ストライクとスペアの「ボーナス点」の計算です。ここが多くの人がつまずくポイントですが、順番に見ていけば必ずわかります。
モニターや手書きのスコア表には、数字のほかに独特な記号が並びます。意味がわかると、スコア表が一気に読めるようになります。
| 記号 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| X | ストライク | 1投目で10本すべて倒した(▶◀と表示される機械もあります) |
| / | スペア | 2投で10本すべて倒した(◀表示の機械もあります) |
| − | ミス | 1本も倒せなかった(0本) |
| G | ガター | ボールが溝に落ちた(1投目のガターはGと書くのが慣例) |
| S(または数字に◯) | スプリット | ピンが左右に離れて残った難しい配置 |
| F | ファウル | 投球時にファウルラインを踏み越えた(その投球は0点扱い) |
各フレームの枠は「上段の左=1投目」「上段の右=2投目」「下段=そのフレームまでの累計点」という構成です。この記事で計算ルールを覚えれば、下段の累計がどう決まっているのかも読み解けるようになります。
スペアは、「10点」+「次のフレームの1投目で倒した本数」で計算します。
たとえば──
この場合、1フレーム目のスコアは 10点 + 8点(次の1投)= 18点 になります。
ポイントは、スペアを取った時点では点数がまだ確定しないこと。次の1投を投げて初めて、そのフレームの点数が決まります。「スペアの後の1投目は大事」と言われるのは、この加算があるからです。
ストライクは、「10点」+「次の2投で倒した本数」で計算します。スペアより加算の範囲が1投多いのがポイントです。
たとえば──
この場合、1フレーム目のスコアは 10点 + 7点 + 2点 = 19点 になります。
もし次のフレームもストライクだったら?
ストライクを3回連続で出すと(=ターキー)、最初のフレームは 10 + 10 + 10 = 30点 になります。
これが「ストライクを続けるとスコアが爆発的に伸びる」理由です。1つのストライクが、後続のストライクによって最大30点まで膨らむのです。
では、実際の1ゲームを例に、最初から最後まで計算してみましょう。以下の投球結果を使います。
| フレーム | 投球結果 | そのフレームの計算 | 累計スコア |
|---|---|---|---|
| 1 | ストライク | 10 + (9+1) = 20 | 20 |
| 2 | 9本 → スペア | 10 + 7(次の1投)= 17 | 37 |
| 3 | 7本・2本(オープン) | 7 + 2 = 9 | 46 |
| 4 | ストライク | 10 + (10+8) = 28 | 74 |
| 5 | ストライク | 10 + (8+1) = 19 | 93 |
| 6 | 8本・1本(オープン) | 8 + 1 = 9 | 102 |
ポイントは4フレーム目です。ストライクの後にもう一度ストライク(5フレーム目)が出たので、「次の2投」=「5フレーム目のストライク10本」+「6フレーム目の1投目8本」で、10+10+8=28点と大きく伸びています。
このように、ストライクやスペアの点数は「後の投球」で決まるという仕組みさえ押さえれば、スコア計算は完全に理解できます。
最後の10フレーム目には、特別なルールがあります。
なぜかというと、ストライクやスペアには「次の投球を加算する」ルールがあるため、最終フレームには加算するための追加の投球が必要になるからです。だから最後だけ3投まで投げられるのです。
10フレーム目で3連続ストライクを決めれば、30点がまるまる加算されます。最後の見せ場ですね。
スポンサーリンク
スコア計算の仕組みがわかると、「200点の壁」の意味も見えてきます。
全フレームでスペアを取り続け(各フレーム10+α)、最後にストライクを1つ出しても、スコアはおよそ190点前後にしかなりません。つまり200点を超えるには、ストライクを複数回続ける必要があるのです。だから200点は「上級者の証」とされます。
そして、全12投すべてストライク(10フレーム+最終フレームの追加2投)を決めると、10+10+10 が10フレーム分で 300点=パーフェクトゲーム。これがボウリングの満点であり、一生に一度出せるかどうかの夢のスコアです。
🎳 あなたのスコアは平均的?
計算方法がわかったら、次は「自分のスコアが世間的にどのくらいか」が気になりますよね。男女・年代別の平均スコアと、100点の壁を超えるコツはこちら。
「結局、今のボウリング場は機械が自動でスコアを付けてくれるじゃないか」
その通りです。でも、計算の仕組みを知っていると、戦略的に投げられるようになります。
たとえば──
スコアを伸ばす一番の近道は、実は「ストライクを増やすこと」より「スペアを確実に取ること」。仕組みを理解した今なら、その理由が腑に落ちるはずです。
👉 【明日使える】スコア100を超える!初心者でもできる投げ方のコツ
ボウリングのスコア計算を解説しました。覚えることは、たった2つです。
この2つのルールと、「10フレーム目だけ3投できる」ことさえ覚えれば、あなたはもうスコア計算マスターです。
👉 ボウリングで100点を超えるには?壁を突破するコツ|計算の仕組みがわかったら、まずは最初の目標「100点の壁」を突破しましょう。
仕組みがわかると、ボウリングは「ただ投げて倒すゲーム」から「戦略的に点を積み上げるゲーム」に変わります。次にボウリング場へ行くときは、ぜひスコアの動きを意識しながら投げてみてください。ずっと面白くなりますよ。
A. 0点のままです。
1投も倒せなければ、そのフレームは加点なし。ただしガターを減らすだけでスコアは確実に上がります。まずは「溝に落とさない」ことを目標にしましょう。
A. 初心者はスペアを優先すべきです。
ストライクは狙って出せるものではありませんが、スペアは技術で確率を上げられます。全フレームでスペアを取れれば、それだけで150点前後に届きます。
A. 目安として、1ゲームで6回前後の連続を含むストライクが必要です。
スペアだけでは190点前後が限界。200点を超えるには、ダブル・ターキー(2〜3連続ストライク)を複数回決める必要があります。
A. 12投すべてストライクが必要で、プロでも滅多に出ません。
アマチュアが公式試合で出せば大ニュースになるレベル。それだけに、ボウラーにとって一生の目標とされています。
A. 複数ゲームの平均スコアのことです。
「アベレージ150」なら、平均して1ゲーム150点前後を出せる実力という意味。1回の最高スコアより、実力を正確に表す数字として使われます。自分のアベレージが世間的にどのレベルかは平均スコアの記事で確認できます。
A. どちらも0本ですが、Gは「溝に落ちた」、−は「レーン上を転がったが1本も倒れなかった」を区別する慣例です。
点数上はどちらも0点なので、計算には影響しません。
スポンサーリンク
過酷なプロテストを突破した新人プロが、実体験に基づく「絶対に知っておくべき最短ルート」を赤裸々に公開!もう無駄な練習や道具選びで損をしたくない方へ。



