「レンタルシューズからマイシューズに乗り換えたいけど、どのメーカーがいいかわからない」
「デクスターとABSの違いって一体何?」
こんなお悩みありませんか?
ボウリングのスコアアップにおいて、シューズ選びはマイボールの選び方と同じくらい重要な要素です。
自分に合わないシューズを履いていると、アプローチでのステップが安定せず、フォームが崩れる原因になってしまいます。
本記事では、ボウリングシューズの主要メーカー比較や、あなたにぴったりのシューズの選び方を解説します。
こんな人におすすめ
- 初めてのマイシューズ選びで失敗したくない人
- デクスターとABSのどちらを買うか迷っている人
- アベレージを上げるためにシューズの買い替えを検討している人
ボウリングシューズ選びで知っておくべき3つのポイント
マイシューズを選ぶ際、デザインだけでなく機能面でも絶対に押さえておくべきポイントがあります。
ここを間違えると、スコアアップどころか怪我の原因にもなりかねません。
利き手専用と両利き用の違い
ボウリングシューズには、大きく分けて「右投げ専用」「左投げ専用」「両利き用」の3種類が存在します。
レンタルシューズは基本的に両足とも滑る「両利き用」に作られています。しかし、マイシューズの多くは、スライディング足(踏み込む足)のみが滑り、もう片方のキック足は滑らないゴム底になっています。
右投げの人は左足が滑る靴を、左投げの人は右足が滑る靴を選ぶ必要があります。より安定したフォームを作るためには、必ず自分の利き手に合わせた専用シューズを選んでください。
ソールの交換機能の有無
価格帯によって、靴底(ソールやヒール)のパーツをマジックテープで交換できる機能があるかどうかが変わります。
5,000円前後の安いシューズはソールが固定式で、交換ができません。一方で10,000円を超えるような中級者以上向けのシューズは、アプローチの滑りやすさに応じてソールパーツを張り替えることができます。
ボウリング場によってアプローチの素材や湿度が異なるため、環境に合わせて滑り具合を調整できるソール張替え可能なモデルが圧倒的に有利です。
サイズ感とフィット感の重要性
普段履いているスニーカーと同じサイズを選ぶのは、実は少し危険です。メーカーによって横幅の広さや甲の高さが異なるため、実際の試着が理想的です。
ボウリングでは最後に強く踏み込むため、靴の中で足が動いてしまうとパワーが逃げてしまいます。かかとが浮かず、つま先にわずかなゆとりがある程度のジャストサイズを選びましょう。
もしネットで購入する場合は、普段のサイズから0.5cm小さめを選ぶか、横幅(ワイズ)の表記をしっかり確認することが大切です。
ボウリングシューズの主要メーカー徹底比較
ボウリングシューズの代表的なメーカーである「デクスター(Dexter)」と「ABS(アメリカンボウリングサービス)」を中心に、各メーカーの特徴や違いを比較します。
デクスター(Dexter)の特徴と強み
デクスターは、世界中のプロボウラーから絶大な支持を集めるトップブランドです。最新のテクノロジーを駆使した高い機能性と、スタイリッシュなデザインが魅力です。
最大の特徴は、最高峰モデルに搭載されている「BOAフィットシステム」などの先進的なホールド技術です。ダイヤルを回すだけで足全体を均一に締め付け、驚異的なフィット感を実現します。
また、交換用ソールの種類が非常に豊富で、どんなアプローチ環境にも細かく対応できるのもデクスターならではの強みです。本気で上達を目指すなら、デクスターのハイエンドモデルは間違いない選択と言えます。
価格帯はやや高めですが、耐久性にも優れているため、長期間愛用できる一足になるでしょう。
ABS(アメリカンボウリングサービス)の特徴と強み
ABSは日本国内で最も普及していると言っても過言ではない、信頼の国内ブランドです。日本人の足型に合わせた幅広・甲高の設計が多く、履き心地の良さに定評があります。
初心者が最初に買うエントリーモデルから、プロ仕様のハイエンドモデルまで、非常に幅広いラインナップを誇ります。
特に「S-380」や「S-570」などの入門用シューズは、3,000円〜5,000円台という圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。
デクスターと比較すると、デザインはややクラシックで落ち着いたものが多い傾向にあります。最初のマイシューズとして、安価で確実にフィットするものを選びたい人にはABSが最適です。
その他の人気メーカー(HI-SP・サンブリッジなど)
デクスターやABS以外にも、魅力的なシューズを展開しているメーカーがあります。例えば「ハイスポーツ(HI-SP)」は、独自のソールシステムや個性的なカラーリングが人気です。
また、ボウリング用品総合メーカーの「サンブリッジ(Sunbridge)」も、デクスターの代理店としてだけでなく、自社ブランドのシューズを展開しています。
各社ともに、通気性の高いメッシュ素材を採用したり、超軽量設計にしたりと、独自の工夫を凝らしています。
自分のプレイスタイルや足の形に合わせて、幅広い選択肢から選ぶことができます。
メーカー別おすすめ度比較表
主要メーカーの特徴をわかりやすく表にまとめました。購入時の参考にしてください。
| メーカー | 価格帯の目安 | 足型の特徴 | おすすめのレベル |
|---|---|---|---|
| デクスター | 15,000円〜40,000円台 | やや細身〜標準 | 中級者〜上級者・競技者 |
| ABS | 3,000円〜30,000円台 | 幅広・甲高(日本人向け) | 初心者〜上級者(特に初心者) |
| HI-SP | 5,000円〜25,000円台 | 標準的 | 初心者〜中級者 |
初心者・中級者・上級者別のシューズの選び方
あなたのボウリングのレベルに合わせて最適なシューズを選ぶことで、上達のスピードが劇的に変わります。段階別の選び方を解説します。
【初心者向け】コスパ重視のエントリーモデル
これからハウスボールを卒業してマイシューズデビューをする初心者の方は、まず「両利き用」ではなく「利き手専用」のシューズを選ぶことが第一歩です。
この段階では、ソール交換機能は必須ではありません。ABSの「S-380」や「S-570」のように、3,000円〜5,000円台で購入できるエントリーモデルがおすすめです。
レンタルシューズを毎回300〜400円で借りることを考えれば、わずか10回程度のボウリングで元が取れる計算になります。
Amazonや楽天などのネット通販でも手軽に購入できます。
【中級者向け】ソール張替え可能なステップアップモデル
マイボールを持ち、フックやカーブを投げ始めた中級者の方には、パーツ張替え可能なシューズへのステップアップを強く推奨します。
アベレージが150を超えてくると、ボウリング場ごとのアプローチの違いがスコアに直結してきます。
「今日は足が滑りすぎる」「今日は全然滑らない」といった悩みを、ソール交換で解決できるようになります。
価格帯は10,000円〜15,000円台が目安です。ABSの「NV-3」シリーズや、デクスターのミドルクラスモデルがこの層にぴったりです。
【上級者・競技者向け】最高峰のハイエンドモデル
本格的に大会に出場し、アベレージ180以上を目指す上級者には、各メーカーの最上位モデルがおすすめです。
デクスターの「THE 9」シリーズなどに代表されるハイエンドモデルは、30,000円を超える価格ですが、それに見合う価値があります。
足と靴が一体化するような究極のフィット感と、細部まで調整可能なソールシステムは、ミリ単位のコントロールを可能にします。
また、耐久性も非常に高く、適切なメンテナンスを行えば何年にもわたって最高のパフォーマンスを維持してくれます。
ボウリングシューズを長持ちさせるためのお手入れ方法
お気に入りのシューズを長く使い続けるためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。簡単なケアでシューズの寿命は大きく延びます。
プレイ後のブラッシングと湿気対策
ボウリングを終えた直後は、シューズ内に大量の汗(湿気)がこもっています。そのままボウリングバッグにしまい込むと、カビや悪臭、素材の劣化の原因になります。
プレイ後は必ずシューズ専用のワイヤーブラシでソールの汚れを落とし、毛並みを整えてください。滑りやすさを維持するためには、このブラッシングが最も重要なお手入れです。
帰宅後は風通しの良い日陰で干し、市販の乾燥剤や消臭剤を入れて保管するようにしましょう。
ソールパーツの適切な交換時期
張替え可能なソールパーツは消耗品です。表面がすり減ってツルツルになったり、逆に汚れが詰まって滑らなくなったりしたら交換のサインです。
特にスライディング足のメインソールは摩耗が早いため、週1回のペースで投げる人であれば、半年に1回程度の交換が目安となります。
パーツだけなら1,000円〜2,000円程度で購入できるため、違和感を感じたら早めに新しいものに交換し、常にベストな状態を保ちましょう。
シューキーパーを使った型崩れ防止
長期間保管する際は、木製やプラスチック製のシューキーパー(シュートゥリー)を使用することをおすすめします。
ボウリングのステップは靴に大きな負荷をかけるため、徐々に型崩れを起こしてしまいます。シューキーパーを入れることで、本来の美しいシルエットを保ち、次回のプレイ時にも最適なフィット感を得ることができます。
まとめ
本記事では、ボウリングシューズの選び方や、デクスターとABSといった主要メーカーの違いについて詳しく解説しました。
初心者はコスパの高いABSのエントリーモデルから始め、中級者以上になったらソール交換が可能なデクスターやABSの上位モデルへ移行するのがおすすめです。
自分にぴったりのマイシューズを手に入れれば、アプローチの安定感が劇的に増し、アベレージの向上を必ず実感できるはずです。
ぜひこの記事を参考に最高の相棒を見つけて、より楽しく充実したボウリングライフを送ってください。
よくある質問(FAQ)
ボウリングシューズ選びに関して、初心者からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
マイシューズを買うタイミングはいつがベストですか?
「ボウリングが楽しい」と感じ、今後も月に1回以上通う予定があるなら、今すぐ買うのがベストです。上達のためには、毎回同じ滑り具合の靴で投げる「再現性」が不可欠だからです。
レンタルシューズ代の節約にもなるため、早めに購入して損をすることはありません。
レンタルシューズと同じサイズを選んで大丈夫ですか?
できればボウリング専門店のプロショップで試着することをおすすめします。レンタルシューズは万人に合うように大きめに作られていることが多いです。
ネットで購入する場合は、普段の革靴のサイズや、メーカーごとの幅広・細身の傾向(ABSは幅広、デクスターは標準〜細身)を参考に選んでください。
パーツ交換可能なシューズは初心者には早いですか?
決して早すぎることはありません。予算が許すのであれば、最初からパーツ交換可能なシューズ(10,000円台〜)を購入した方が、後々の買い替えの手間が省けます。
上達してスライドの感覚がわかるようになってきた時、すぐに調整できるメリットは計り知れません。

